Instagram DM自動化の設計ガイド:コメントから問い合わせ・購入まで
DM自動化の目的は、コメントを増やすことではなく、興味を持った人を問い合わせや購入につなぐことです。欲しくなる特典、受け取りやすい会話、その後の案内と計測までを一緒に設計します。
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動画が伸びた後、興味を持った人をどこへ案内するか
動画を見て「詳しく知りたい」と思っても、プロフィールから情報を探し直したり、問い合わせ内容を一から書いたりするのは手間です。DM自動化は、その場で次の一歩を案内する仕組みです。
Hanami Socialは、Instagramで1,200万回を超えて再生された不動産動画を制作しています。その注目を事業につなげるために、動画、無料の物件リスト、連絡先の登録、その後の案内を組み合わせています。クライアントの事例を見る。
この設計ガイドでは、導入時に決めることと、運用中に改善することを整理します。仕組みの概要から知りたい方は、DM自動化の基本と会話例をご覧ください。
1. 商品につながる「欲しい特典」を決める
無料なら何でもよいわけではありません。将来のお客様が欲しがり、その先の商品にも関心を持てる内容にします。
| 事業 | 特典の例 | その後に案内するもの |
|---|---|---|
| 不動産 | 条件に合う物件リスト、購入前のチェックリスト | 希望条件の相談、物件の紹介、面談 |
| 体験・観光 | 初めての人向けの地域ガイド | 関連する体験、空き日程、予約 |
| イベント | おすすめイベントの案内、対象公演の割引 | チケット、次回公演の案内 |
| 教育・専門サービス | 実務に使える教材、診断用のシート | 有料講座、商品、相談の予約 |
上記は企画例です。ガイドの中で役立つ情報を十分に届け、その内容に合う商品や予約への案内を添えます。動画で約束した特典を受け取るために、長い営業アンケートへ回答させる流れは避けましょう。
2. コメントから受け取りまでを短い会話にする
たとえば、無料ガイドをメールで届ける場合は、次のように設計できます。
- 動画で特典を見せる。 「初めての日本の家探しに役立つ無料リスト。欲しい方は『ガイド』とコメントしてください」
- コメントに返信する。 「ありがとうございます!DMをご確認ください」
- DMで希望を確認する。 「リストをお送りします。下の『受け取る』を押してください」
- 送付先を伺う。 「お送りするメールアドレスを教えてください」。今後どのような案内が届くかも伝える。
- 約束した情報を届ける。 ガイド内に、関連商品や相談の予約へ進める案内を用意する。
- 関心に合う情報を届ける。 配信を希望した方に、役立つ情報、事例、特典などを送り、問い合わせや購入へつなぐ。
LINEへ案内する場合は、友だち追加とガイドの受け取りを確認できる流れにします。メール、LINE、WhatsAppなどから、対象のお客様が使いやすく、自社でも対応できる方法を選びます。
最初のDMと、その後の配信は別に考える
Manychatのコメント返信では、最初のDMを送っただけで継続配信が可能になるわけではありません。相手の返信や通常のボタン・クイック返信への反応によって、その後の会話が始まります。外部サイトを開くボタンだけでは同じ扱いになりません。
設定時は、Manychatのコメント返信に関する公式説明に沿って、最初の案内と、反応した後に送るメッセージを分けます。
3. 必要な情報を、営業で使える形にする
連絡先を集めても、何に興味がある人なのか、誰が対応するのかが分からなければ、商談にはつながりません。導入前に、残す情報と担当者を決めます。
| 情報 | 使い道 | 設計時の確認点 |
|---|---|---|
| 連絡先 | ガイドの送付、その後の案内 | メールやLINEなど、必要な連絡手段を選ぶ |
| 興味のある商品・テーマ | 関連する情報を届ける | 最初から質問を増やしすぎない |
| 入口の投稿・特典 | 問い合わせにつながった企画を把握する | 記録できる識別情報と計測方法を確認する |
| 相談の状況 | 担当者が次の対応を判断する | 未対応、対応中、予約済みなどを整理する |
CRMとは、お客様の情報や対応状況を管理する仕組みです。既存のCRMやメール配信ツールにつなぐ場合は、必要な項目、重複登録、連携エラー、更新方法まで確認します。製品名だけで対応可否を決めず、実際の接続方法とテスト結果で判断しましょう。CRM連携の設計で詳しく解説しています。
4. 自動案内から、人が対応する相談へつなぐ
特典の送付や定型の案内を自動化し、具体的な相談に担当者が時間を使える状態をつくります。
- 購入条件や導入時期が具体的になったら、担当者へ引き継ぐ。
- 複雑な質問や不安には、会話の経緯が分かる状態で対応する。
- 予約リンクだけを送って終わらず、予約完了と実際の面談を確認する。
- 不要になった方が、その後の案内を止められるようにする。
案内する先は、商品によって変わります。その場で購入できる商品なら販売ページへ、条件の確認が必要なら相談や面談へ。自社の売り方に合う次の行動を設計します。
5. コメント数ではなく、購入までの流れを改善する
| 確認する段階 | 見たいこと | 改善する内容の例 |
|---|---|---|
| 動画からコメント | 特典が欲しくなる理由が伝わったか | 特典の内容、見せ方、案内するタイミング |
| コメントからDMへの反応 | 迷わず会話を始められたか | 最初のメッセージ、ボタン、接続状態 |
| DMから情報の受け取り | 約束したものを受け取れたか | 質問の数、入力方法、送付先、リンク |
| 受け取りから問い合わせ・購入 | 商品を必要とする人に届いたか | ガイド内の案内、事例、特典、販売ページ |
| 問い合わせから商談・成約 | 営業で対応できているか | 引き継ぎ、返信、日程調整、提案 |
連絡先の登録件数、営業で対応できる見込み客、成約したお客様は、それぞれ別に数えます。動画から先のどこで進まなくなっているのかを見つけ、企画、特典、会話、販売ページを継続して改善します。
導入前に確認すること
- 誰に、何を買ってもらいたいか。
- その人が欲しがる無料ガイドや特典は何か。
- 動画、コメント、DM、受け取りまでが自然につながっているか。
- 継続案内に使う連絡手段と、必要な接続・送信条件を確認したか。
- 担当者への引き継ぎと、問い合わせ・購入の計測まで用意したか。
Hanami Socialは、動画の企画・制作と、無料ガイド、DM、継続的な案内、成果の計測を一緒に設計します。動画を問い合わせや売上につなぐ支援内容を見る。
Matt HannanはHanami Socialの創業者。MetaでInstagram・Facebook Reelsに携わった元シニアソフトウェアエンジニアです。創業者とチームについて。
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